ナチュラルなヌーディーカラー“鴇浅葱”

白狐通信

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やっぱり、オフィスには欠かせない限定ピンクベージュヌーディーカラー!

鴇浅葱1

オフィスには欠かせないピンクベージュ。ヌーディーカラーは人気が高く、胡粉ネイルを使っていただいている方からもリクエストの多かった色です。お子さんの入学式など改まった席でも、上品でナチュラルな可愛さが好印象を与えてくれます。黄みの肌にはパステルピンクの「薄花桜」よりこちらの「鴇浅葱」の方がより自然な感じに仕上がりますよ。透明感があるのでワンカラーでも肌から浮かず、マニキュアを使い慣れない方にもオススメです。1本は手元に持っておきたい色ですね。

  • 鴇浅葱 (ときあさぎ)鴇浅葱 (ときあさぎ) ¥1,300(税込)
  • 黎明色 (れいめいいろ) 黎明色 (れいめいいろ)  ¥1,500(税込)
  • 薄花桜 (うすはなざくら) 薄花桜 (うすはなざくら)  ¥1,300(税込)

羽ばたくときにだけ見せるトキの羽の色から生まれた

鴇浅葱2鴇浅葱は、江戸時代からある鴇色(鴇羽色)と浅葱色の混合的な伝統色名であり、近代から取り入れられています。
鴇色の元となった鴇(トキ)は日本では古くから知られており、ニッポニアニッポンの学名を持つほど日本を象徴する鳥と呼ばれています。江戸時代までは多く繁殖しており、誰もが知っている鳥でしたが1910年頃から絶滅するまでとなり、今では国の天然記念物に指定されいています。
奈良時代の文献には「ツキ」「ツク」などの名で現れており、『日本書紀』『万葉集』では「桃花鳥」の漢字で記されているように「桃染(つきぞめ)」から得られる色が鴇の羽のような色であることから、そのような名前がつけられていたのでしょう。
平安時代に入ると「鴾」や「鵇」の字が当てられ「タウ」「ツキ」と呼ばれていました。「トキ」という名前が出てくるのは江戸時代ですが、「ツキ」「タウノトリ」などとも呼ばれていたようです。
全身は白っぽいが、春から夏にかけての翼の下面は朱色がかった濃いピンク色をなし、優雅に飛ぶ姿は、時に私どもにその美しい桃色を魅せてくれることから、人々に愛される薄紅色を鴇色と表しました。江戸時代の流行色で現代の和装色にも欠かせません。
この鴇色に浅葱色をかけた少し鈍い紫がかったピンク色が鴇浅葱です。
浅葱色は、若い葱の色に似ていることから浅葱と呼ばれ、藍染めの中でも浅い段階で表現される代表的な青の伝統色で、江戸時代では民衆に頻繁に使われた色です。
与謝野晶子の「みだれ髪」臙脂紫の章に収められた、女性の熱い恋愛感情を詠った明治時代の有名な歌があります。
“とき髪に室むつまじの百合のかをり消えをあやぶ夜の淡紅色(ときいろ)よ”
いとしい貴方と過ごすこの部屋に飾る百合の花の香りが私の髪に絡みついてくれている甘い夜も、香りもともに鴇色の夜明けを迎えるとともに消えてくのでしょうか。
この歌に登場する鴇色は甘い夜色、夜明け色両方にかけてあると解釈しています。また、まさしくこの章のタイトルである臙脂紫を極めて淡く表現した色が鴇浅葱です。

自然の中から感じ取り調和をもたらす色たち

鴇浅葱3

日本という国土風土に寄り添ってきた色というのは、太陽光によって育まれ繁栄してきた自然の色を太陽光の反射を受けて感じとることができ、調和を成し得てきた色達なんですね。野生に育った鴇の美しい羽根色は彼らが羽ばたくときのみ、私どもに魅せつけて空の青さとともに調和した安らぎを与えてくれていたものと思います。そんなお色にほんのり紫味を加えることで、何となく色っぽさも持たせていきたい、女性である華やかの本質を感じてください。

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更新日: 2018年5月25日