白狐通信

京都の青もみじオススメスポット2018

桜の季節も終わり、上羽絵惣に来られる観光の方も心なしか落ち着いたように感じます。
京都の行楽といえば、春の桜と秋の紅葉ですが、初夏の新緑も美しく、特に青もみじはオススメです。
紅葉の名所=青もみじの名所!なら京都は見どころがたくさん♪

古都 京都を味わえる癒しの空間 北野天満宮「もみじ苑」

学問の神様 菅原道真を祀った北野天満宮には、約350本のもみじを有する「もみじ苑」があります。
秋だけでなく新緑の季節にも一般公開されていて、今年は6月30日まで。
朱塗りの鶯橋と青々としたもみじのコントラストは、古都の雰囲気が漂うフォトジェニックな景色です。
さっそく足を運んでみたところ平日だったためか、来られていたのは3、4組でしたので、ゆっくりのんびり散策できました。
入苑料は必要ですが、興味のある方はぜひ!

日の光を浴びる青もみじを見下ろすも良し、せせらぎの音を聞きながら見上げるも良し、癒しの時間を過ごせますよ。北野天満宮は梅が有名ですので、初春にも訪れてみてください。

5月22日撮影

厳かな雰囲気の中でもみじ観賞 天台宗真正極楽寺

続いて、天台宗のお寺 真如堂(しんにょどう)です。正式には真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)と言います。こちらも紅葉で有名ですね。
少し低い木が多く頭の上くらいに枝が伸びているので、もみじのトンネルをくぐっているような感覚を味わえます。
静かでゆったりとした時間が流れる空間で、新緑の間から見える荘厳な本堂や三重の塔を眺めていると、日常のストレスも忘れそうです。

市バスの真如堂前で降りると東参道が一番近い入り口ですが、勾配のついた坂道や階段を登るので、行くときは歩きやすい靴でどうぞ。
まだほとんどつぼみですが、東参道の両側にずらっと紫陽花が生えています。来月(6月)には満開の花が見られそうですよ。
ここは桜も有名ですので、四季を通して楽しんでください。

5月22日撮影

歴史探訪にオススメ!知る人ぞ知る枯山水 幕末好きの方は必見!!御香宮神社

最後は、幕末好きの方はご存じかも、鳥羽伏見の戦いで官軍の屯所となった御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)です。
青もみじの数は少ないですが、ここには隠れた名庭 茶人小堀遠州ゆかりの石庭があります。
日曜日(5月20日)に訪れましたが、ほぼ貸し切り状態。座布団を用意してくださっているので、じっくり堪能できました。

そして酒どころ伏見ならでは、境内には名水百選に選ばれた御香水が湧いています。
どなたでも飲めるので、来られる時はぜひペットボトルや水筒持参でどうぞ。
少し足を延ばすと坂本龍馬襲撃事件の舞台となった寺田屋や江戸時代の舟を復刻した遊覧船、酒蔵巡りなど歴史を感じるスポットがいろいろあります。

5月20日撮影

他にも、床もみじで有名な実相院(青もみじの時は床みどりと言います)や通天橋からの絶景がインスタ映えする東福寺など、紅葉シーズンに比べると人出も少ないので、初夏の京都にぜひお越しくださいね。

絵心をそそるカワイイがま口バッグのスケッチセット

初心者さんでも扱いやすい顔彩と道具一式がセットになった「るんるんスケッチセット」で、目にも鮮やかな青もみじを写真に写すだけでなく、紙の上に描きとめてみませんか。
がま口バッグは、長財布が入るサイズなので、財布にスマホ、ハンカチなど入れたら、バッグひとつでスケッチ散策へGO!

更新日: 2018年05月31日 @上羽絵惣スタッフ