白狐通信

自爪が気になる方にもオススメの2018年春夏限定カラー!

黎明色1

紫は、大人っぽすぎる、きついといったイメージはありませんか。黎明色はピンク色に近い藤色で、透明感があるのでべたっと重たくならず、浮いてしまうこともありません。シルバーのラメが爪のデコボコを目立たなくするので、自爪が気になる方にもオススメですよ。昨年は春夏の新色の中で1番人気でした。
“胡粉”“黄金色”“緋銅色”をポイントに使っても素敵ですし、ピンク系の色とも相性が良いので、華やかに柔らかに爪を彩ります。

  • 黎明色 (れいめいいろ) 黎明色 (れいめいいろ)  ¥1,500(税込)
  • 薄花桜 (うすはなざくら) 薄花桜 (うすはなざくら)  ¥1,300(税込)
  • 鴇浅葱 (ときあさぎ)鴇浅葱 (ときあさぎ) ¥1,300(税込)

新しいことが始まる季節、指先に夜明けの色を

黎明色2

伝統色名にはほとんどありませんが、ネットなどには少しでてきますので、現代の伝統色名となるものかもしれません。
黎明とは 夜明け、明け方、新しい事柄が始まろうとすることを意味します。
古い時代で「黎」は意味①くろし=黒色②おほし=もろもろ③ころほい=時、を意味します。
これらをふまえて「黎明」とは、①暗黒から明るさが見えてくる時②もろもろがあからさまになってくる③明るくなってくる時、を表します。
比喩的に新しい時代を迎えることを、1日の始まりである闇から暁に移る時効ととらえ黎明期と表現されます。
例えば中国語にも使われている「我们盼来了金色的黎明」(我々は待ちに待ちに待っていた金色に輝く黎明を迎える事ができた)という言葉があります。
夜明けにあたる時期。新しい文化・時代などが始まろうとする時期。今まさに、ある意味時代の黎明期かと感じます。
物事が動くスピード感に人間がついていけないほどでも、自然の流れは変わらず進んでいます。良いものも沢山得てはいるでしょうが、このズレによって感じ取れない大事なことが多くあるのではないでしょうか…。
色として黎明を表現すると、夜明けの幻想的な光の色。黒から有彩色の明度の最も暗い紺色から段々と藍、群青、などに変化する中、赤色光との混色である紫光を強く感じるとき(タイミングもある)、その色を今回は黎明色といたしました。ラメ感を太陽光と重ねて感じていただけるのではないでしょうか。
春ということで、年度初め何かと新しいことが始まる皆さんを応援する1色。
「春はあけぼの、やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる」。清少納言『枕草子』の冒頭の言葉です。教科書などでもご存じですよね。
春の朝焼けの美しさは、古来より変わらず幻想的であったのでしょう。

暗闇に射す光、希望の色

黎明色3

ある特定の色を見ると落ち着いたり、気持ちが高揚したり、色の好みに限らず精神的に影響を受けた経験があると思います。心身が色によって影響を受けるといったことは様々な実験なども行われています。生活の中に色を意識的に取り入れて良い効果を感じていただきたいと思います。
何も見えないことってとても不安ですよね。そのように人生の中でも未来への不安や、他人への不安、自分への不安(自分がどうありたいか、自分への自信のなさなど)誰にでも多かれ少なかれあることと思います。しかし黎明色はこの世に誕生してきたものすべてに意味があるということを感じていただける1色なんです。闇があったら必ず明りがあるという瞬間をとらえた色だからです。この色と共にそんな希望に満ちたご自分を感じたり、人様に出会う機会の多くなるこの時候、生れるべくして生れ、そこで出会うべくして出会うご縁を引き寄せてくれる予感を感じてもらえるお色となりますよう出来上がりました。

更新日: 2018年07月18日 @上羽絵惣スタッフ